香港の公立病院体験記 第三弾です。
日本でも同じだと思いますが、いやあ待たされますね。海外の病院で日本語が通じるプライベート病院ならまだしも、日本語がまるで通じない香港公立病院の待合室で待っているのはホント心細いものです。
ましてや外科となると尚更です。
胃の検査 其の三
外科・銀組。
予約の時間の10分前に受付を済ませ、体重、血圧を測定して検尿。
それを済ませて、後は待つのみ。
やはり予約はあったって待つのよね。わかっちゃいたけど、まだですかぁ~
1時間ほどして「もうすぐ診察だから診察室の近くで待っててね。」コールがありさらに待つこと約10分。
いざ診察室へ
広東語で名前を呼ばれて(^^;)、いざ診察室へ。
レファレンスレターと日本からのファックスを見て胃カメラの予約をしましょうということになりました。
病歴やアレルギーなどの質問があり常備薬はありますかと聞かれます。
ずーっと飲んでる解熱鎮痛薬を取り出し、これですと渡します。
説明が面倒なので現物を持参するのが吉です!!
ただ、もちろん外箱も説明書も日本語。
医師は困ったように、日本語なのでわからないと近くにいた人たちに誰か日本語わかる?と聞いたけど皆さんノーの返事。
黙り込む私たち。。。沈黙
クスリの外箱には英語併記でお願いしたい
英語。そうなんですよね、
以前にも思ったことなんですが、
説明書に成分だけでも英語で載せてよ!
海外に行くときには自分の常備薬を持って行こうとか言われてるのに、もし海外で病院のお世話になり薬のことを聞かれてもフツー成分とか英語で言えないですよね。
製薬会社とかに直訴したら説明書に書き加えてくれるのかな?
それとも必要な人は英語の説明書をダウンロードしてとか言うサービスでもあるのかな?
香港では必要なものには広東語・英語(アナウンスなどには北京語も)が当たり前のようにセットになっています。
国際国家を自認する(?)日本だけどそういう面はまだまだだなぁ。
結局、薬の件はまぁいいっかって感じでおわって医師が書いてくれた胃カメラの申請用紙を受け取って予約へと向かいます。
取れた予約は約1週間後の午後2時。2時?ちょっと待って!
前の晩からそんな時間まで絶食なんて耐えれなーいと焦ってたら、「検査を受ける人の心得」みたいな説明書には当日の6時くらいまでに軽くお粥を食べるのはOKというのを見つけて、ほっとしたはなまる夫婦(妻)なのでした。
はなまる夫婦(夫)の奇特なまでの好判断から始まった(と、ここまでは思っていた)香港公立病院体験。
次回の胃カメラにて壮絶なクライマックスを迎えることとなります。
乞うご期待
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