
香港で外貨を両替しようと思ったら、銀行、ホテル、街で見かける両替店(Kiosk)などですね。もちろんお友達に両替してもらうってこともできるけど。
もし、銀行の場合でも口座を持っているかいないかで手数料が異なります。両替をしようと赴いた銀行に預金口座を持っていれば(両替金額によっては)手数料不要。
香港への旅行者など、銀行に預金口座を持っていない場合、両替手数料が掛かります。
外貨両替手数料が掛からないって本当?
以前、恒生銀行(Hang Seng Bank)の窓口で入金手続きをしていたとき、たまたま隣の窓口に日本人の旅行者が両替に来ていたことがあります。
隣の窓口だから全部会話が聞こえたんだけど、その旅行者は恒生銀行に口座は持っていない。
行員が旅行者に手数料の説明をしているのが漏れ聞こえて、旅行者もびっくりしてたけど、はなまる夫婦(夫)もびっくりした。
One Hundred Twenty Hong Kong Dollars
ひゃひゃひゃ、120ドルも手数料取るって。
旅行者はびっくりして断ってたけどね。
両替する金額が幾らかは聞いていなかったけど、約1,500円も手数料かかるってのは高いなぁー。
よっぽどその旅行者を追いかけて、手数料半額で私が代わりに両替をいたしましょうとオファーしようかと思いましたよ。
以上、前振りでした。
香港の上場中堅銀行である創興銀行(Chong Hing Bank)
たまたまネットに香港での両替に付いて書いてあった掲示板を見つけました。
香港の上場中堅銀行である創興銀行(Chong Hing Bank)は、口座がなくても手数料が掛からないというではありませんか。
ま、それだけの話なら香港居住民にとって面白い話でもない。
だって、銀行預金口座持って無いっていう香港居住民はまずいないでしょうからね。
自分の口座のある銀行で両替すればよい話。
実はこの創興銀行って、あるモノを不思議に取り扱う銀行なんです。
小切手をその場で現金化
はなまる香港生活で以前、小切手の書き方について触れたことがあります。
では、香港で受け取った小切手が現金化されるまでの流れを簡単に復習。
・小切手をもらう
・小切手発行元の銀行に預金口座を持っている場合は同行に持ち込む
- 何も言わなければ、Deposit(デポジット)扱い。翌日の午後4時に口座に現金化
- Transfer(トランスファー)といえば、その場で口座に現金化
・小切手発行元の銀行に預金口座を持っていない場合は他行扱い
- 交換所を経由するので、Transferは不可。全て翌日午後4時に口座に現金化
(金曜日処理の場合は異なります。詳しくはこちら)
でですね、創興銀行がなんで不思議かというと、上の赤字部分の取り扱い方が他の銀行と違うわけです。
例えば、創興銀行振り出しの小切ったを受け取ったとします。通常のクロスチェックで、キャッシュチェックではありません。そして創興銀行に預金口座は持っていない。
この場合は、自分の口座のあるHSBCとか恒生銀行とかスタンダートチャータード銀行とか東亜銀行(BEA)とか中国銀行(BOC)に持ち込んで、デポジットして翌日の午後4時に現金化、となるはず。
しかし創興銀行の場合、創興銀行に口座を持っていなくても創興銀行の窓口で小切手を現金化してくれるんですよ。
小切手を出して、香港IDを見せて、サインしておしまい。
キャッシュチェックじゃないのに、その場で現金化してくれるっていうのは、C.O.D.(Cash On Delivery)で商売をしている人たちにとってはメリットありありです。
・・・・
小切手は振り出すことはあるけど、貰うことはあまりないって。。。
だとすると、翌日4時にならないと現金化できないはずのチェックが、その場で現金になるという裏ワザは、あまり役に立ちませんでしたねぇ。
コメント
コメントを投稿